塾長メッセージ

私はこれまで13年にわたって、大原簿記公務員専門学校宮崎校で教鞭をとってきました。公務員を志す多くの学生たちに対し教科担当として授業をし、またクラスの担任として進路指導を行ったり、時には人生相談に乗ったりなどしながら、学生一人ひとりの夢実現に向けて尽力してまいりました。

「一生の仕事を決める、そのための試験勉強」のお手伝いというのは非常に責任が重く、かつやりがいのある仕事でした。多くの学生を公務員や民間企業等の職員として毎年社会に送り出していける点にも非常にやりがいを感じておりました。

そこからなぜ「学習塾」なのか。同じ「教育」という分野ではあるものの、生徒(学生)の目的も、対象となる年齢層も、教える科目の内容も大きく違います。それなのになぜ学習塾で教えたいと思ったのか。その理由は、一言で言うならば「より必要性を感じたため」ということでしょうか。言い換えれば、専門学生に対しての指導よりも小中学生に対しての教育こそ、より重要なことであると感じたためです。

それはなぜか。専門学校の学生たちは高校や大学を卒業後に、改めて勉強するために入学してきます。その学生たちは多かれ少なかれ「自分なりの勉強法」を既に身に付けています。そしてそれが時として「間違った勉強法」であるというのが問題なのです。間違った方法だと、どんなに頑張ったとしても大きくは伸びません。

もう一つは、勉強が苦手な学生の共通点として「受け身である」ということに気づいたからです。「受け身である」とはすなわち、「やれと言われたことはしっかりやる。でもそれ以上の勉強となると何をどうしたらよいのか分からない」という状態のことです。多くの学生と接してきた経験から、そういった勉強への姿勢を変えることは一筋縄ではいかないと思い知ってきました。

その二つの点、「間違った方法による勉強」および「勉強に対する受け身の姿勢」というもののルーツはどこにあるのか。多くは彼ら彼女らが中学生当時、つまり高校入試に向けての勉強の過程で形作られていったものであるということを、13年間で450名を超える学生の担任をし、計4,000人近くの学生に授業をしてきたなかで知りました。

正直に言えば、受け身のやらされる勉強でも高校入試を突破することは不可能ではないでしょう。しかし、高校入試=ゴールではありません。むしろ、高校に進学してからは自分ひとりで勉強していかなければならないのです。その時に「正しい勉強法」を知っていて、しかも自らやるべきことを考え、自分から進んで勉強できる「自学の姿勢」が身についていれば、これほど心強いことはないでしょう。

私はまさにそういった生徒を送り出すことを、この塾の最大の目標にしたいと考えています。もちろん、それぞれの生徒たちの第一志望の高校への合格という結果にもこだわります。が、その過程において「正しい勉強法」と「自学の姿勢」を生徒に身に付けてもらうことが当塾の使命だと捉えています。そのために日々の指導においては妥協せず、生徒の学力向上のためになることには全力で取り組んでいく覚悟です。

いずれ当塾を巣立っていった生徒たちが、塾での日々を振り返った時に「勉強はしんどかったけど、頑張ったから今の自分がある」と思ってくれたら、これほど嬉しいことはありません。

このさくら進学ゼミナールで学ぶ生徒たち全員がそう思ってくれるよう、一日一日の指導に取り組んでいきます。

さくら進学ゼミナール塾長 津曲博行

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