宮崎県立高校を目指す中3受験生へ。過去問はこう使おう!

11月も間もなく終わり、12月が近づいています。

いよいよ受験シーズン本番!という感じがしてきましたね。

さて今日は、受験を控え気になっている人も多いであろう「過去問」についての話をしてみようと思います。

ちなみに今日の話は、他県の方にとっても全く役立たないわけではありません。

が、主として宮崎県内の中3生に向けて書いていきますので、そのつもりで読んでください。

過去問を解く意義は

まず、高校入試に限らずどんな試験を受けるうえでも過去問を解くことは非常に重要です。

その意義は、

出題傾向・難易度を知るため
出題形式に慣れるため
時間配分・解く順番などの戦略を立てるため

の3つに分類できるでしょう。

ただし、高校入試に関しては必ずしも「その通り」とは言えません。

その理由を順に見ていきます。

授業が終わるのがギリギリになる問題

ひとつめの「出題傾向・難易度を知るため」のうち、「難易度を知る」についてです。

この話は、過去問に取り組むべき時期とも関係してきます。

例えば、あまり早めに過去問に挑戦しても「未習の内容が多すぎて、解けない問題が大量に出る」ことでしょう。

そうなると「難易度を知る」どころではなく、難しいのか難しくないのかの判断そのものができません。

勘違いして、「難しすぎる!」と心を折られる受験生がゴロゴロ出てしまうかもしれません。

そもそも入試問題のうち、半数以上は中3で習う内容から出題されます。

今年はコロナ休校の影響で、宮崎県でも例年よりはほんの少し出題範囲が縮小されましたが、例年出題されない単元なのでほとんど影響はありません。

9月も今日で終わりです。 いよいよ入試まで、あと4~5か月となってきました。 今日は、タイトルの通り、来年の宮崎...

おそらくどの中学校でも、年明け、つまり私立高校の入試前までは授業が続くでしょう。

よって今の段階(11月下旬)ですら、未習の範囲がそれなりにあるということです。

とすれば、自ずと過去問を解くべき時期も見えてきますね。

県立高校の一般入試を想定してやるとすれば、過去問に取り組むべきは私立入試が終わってから。つまり、

1月末~2月中

がベストということです。

出題傾向を知りたければ、模試を受けよう!

過去問は元来、「出題傾向を知る」ためにも「出題形式に慣れる」ためにも有効なものです。

ただ、私立高校の受験、また中学受験や大学受験と違い、宮崎県立高校入試ではどこの学校でも同じ問題を解きます。(県外では上位校だけ別の問題を用意して解かせるところもあります)

それならわざわざ過去問を解かなくても、模試を解けば出題傾向を知ることができます。

模試は、入試問題の出題傾向や難易度をきっちりと分析して作られていて、問題の形式も入試とそっくりです。

さらにその時期までに履修し終えている範囲から問題が作られているため、解けない問題ばかりということはありません。

つまり無理なく、出題傾向や難易度を知ることができるわけです。

ただ、塾に行ってないとそういった模試を受けられないと思った方がいらっしゃるかもしれませんね。

心配いりません!

弊塾でも採用している「宮崎県統一模試」という模試がありますが、これは塾生以外でも受験料を払っていただければ、どなたでも受検できます。

県内の多くの塾で採用されていますし、↓のようなポスターやのぼりを目にされたことがある方も多いでしょう。

弊塾だけじゃなく、どこの塾でもおそらく塾生以外の受検も可能だと思いますので、一度お近くの塾に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

ちなみに弊塾では今度の冬期講習の最後に、この模試を予定しています。

講習の受講生としては中3生は募集しておりませんが、模試の受検は受付可能です。

日程は2021年1月9日(土)です。

気になった方は、一度お問い合わせください。

今からの時期は過去問はこう使え!

では、今の時期に過去問をやるのは全くの無駄かと言うと、そうではありません。

ただし、やり方に工夫が必要です。

たとえば昨年度の問題を5教科分、きっちり時間を計って入試本番と同じスケジュールで…というやり方で取り組むのは、さきほども触れたようにまだ先です。

この時期にやってほしいのは、分野別に解くという方法です。

例として、数学で言うなら「図形の証明問題」だけを解いたり、英語なら「長文問題」だけを解いたり、ということです。

そんなふうに、ひとつの分野に限定して、2020年度→2019年度→2018年度…と5年分ほど解いていくのです。

そうすることで、その分野への理解が深まり、また出題のパターンも知ることができます。

もし取り組んでいく中で、苦手な分野・単元が再発見できれば、今の時期ならまだ、そこを重点的に復習することもできるでしょう。

これが直前になってからだと、その余裕がありません。

その方法でひとつ、ぜひ受験生に取り組んでもらいたいのは、国語の「古典問題」です。

宮崎県の一般入試の「古典」は、古文と漢文の融合問題が出されます。

これは他県ではなかなか見かけない形式です。

古文か漢文のどちらかだけ力を入れて勉強すれば良いわけではないので、受験生にとっては大変です。

だからこそ、早めに過去問を通して、この形式に慣れておいてください。

そんな風に先に分野別に解いたら、後で通してやるときに覚えてるんじゃ?と思う人もいるかもですが…心配無用です! たぶん、答えはその頃には忘れているはずです!

もしきれいに答えを覚えてしまっているとしたら、他の勉強をほとんどしていないことを自ら暴露してしまうということです。

それじゃあ、受験勉強としては物足りないですよね。

ぜひ、この分野別に取り組むという作戦で過去問を有効活用してください。

入試直前は最終確認のために解く

学校で教科書を学習し終えて、また私立の入試が終わった1月末になったら、いよいよ最終確認のために過去問に取り組むべき時期です。

分野別で一度解いていても構いません。

今度は科目別に1年分の問題を、時間を計りながら解いていきましょう。

その際にできれば、2教科または3教科続けて解いてみてください。

なぜなら、本番がその形だからです。

入試本番では、初日が3教科(国理英)、2日目が2教科(社数)の順に行われます。

間の休み時間は15分です。

本番と同じ形でやることで、自分の集中力の程度だったり疲れ具合などを知る機会にもなるでしょう。

ただ、そのやり直しも含め、あまり時間をかけ過ぎないことが大切です。

なぜなら、過去に出された問題がそっくりそのまま、もう一度出ることはないからです。

もう出ないと分かっている問題にダラダラと時間をかける余裕は、どの受験生にもないはずです。

そのため、うちの塾では最終確認は模試を運営している会社が作成する「予想問題」というものを使います。

授業の中で一緒に解いたり、課題として自宅で解いてきてもらったりなどで活用しています。

塾に通っている人なら、同じようなものがそれぞれの塾で準備してもらえると思います。

通っていない人は、それこそ過去問に取り組みつつも、入試レベルの問題が載っている問題集を購入してやってみるのが良いでしょう。

まとめ&次回の予告(おすすめの過去問集)

過去問の使い方について述べてきました。

まず今の時期は「分野別の問題集」として、そして直前は「最終確認」のために、上手に過去問を使ってください。

受験生のみなさんの健闘を祈ります!

ところで、冒頭に貼った画像ですが、宮崎県内向けに書店で販売されている過去問たちです。

この3種類しかないはずです。

そのうち、どれがお勧めなのかは次回の記事でお伝えしたいと思います。

それでは今日はここまで。

As it will be good day tomorrow.

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