学校9月新学期の可能性?について、あれこれ考えてみた

作日から5月。

つまり、令和になってちょうど一年ですね。

なんだか、この一年に色々あった気がしますが、年明けからはずっとコロナの話ばかりで、その前にどんなことがあったのか忘れてしまいそうです。

なんとか早く収束して、たとえば「オリンピックに向けて…」とかの明るい話題が盛り上がる日が来てほしいものです。そのためには、今は色んなことを我慢ですね!


ところで、ここ最近聞かれ始めたのが、学校の「9月新学期・9月入学」という案。

現在では(自治体や地域によって違いがありますが)G・w明け、または5月末までを休校にしているところが多いわけです。

が、果たしてそのタイミングから再開できるでしょうか?

「いや、まだまだ再開は先の話でしょ?再開はできないんじゃないか?」

という見方が強い気がします。

私自身も同意見です。

だからと言って、このままずるずると2週間とか1か月の期限が来るたびに、再度延長という判断をくり返すのは、する方も、される方も疲れ果ててしまうでしょう。

それよりも、この際「9月から新学期」としてしまった方が良いというところから出てきた話じゃないでしょうか?

とは言え、単純に「今年度分のスタートを半年遅らせて9月から」という案だけではなく、色んな案が考えられているみたいです。

今日は、それらの各パターンについて考えてみようと思います。

どんな案があるか?

さて、まずはどんなパターンが予想できる、あるいは提案されているのか、まとめてみましょう。

ネットなどで見つけた意見などをまとめたのが、冒頭に貼った図です。もう一度↓

スマホだと、字がぼやけて見づらいところあるかもしれませんm(__)m

その場合は、拡大してご覧ください。

さて、ではこのA~Eの5つのパターンについて、それぞれメリット/デメリットを考えてみましょう。

パターンA 現行のまま(2020年4月~2021年3月)

まず、比較のために現行の制度を見てみます。↓

5月末まで休校延長となっていたり、5月7日から再開の予定のところがあったりと、自治体によって対応がまちまちなのが現状です。

さらに、オンライン授業がすでに始まっているところ、まだ見通しも立たないところと、この点でも差が生じています。

そういったことから考えて、このパターンA「現行のまま」だと・・・

メリット  混乱しない
デメリット 今年度の差や不公平を解消できない

ということになるでしょう。

唯一のメリットは「これまで通りだから、混乱を生まない」という点だけじゃないかと。

それだと、現在生じている様々な問題点をほったらかしにしたままです。

そうなるからこそ、「9月新学期」という案が生まれてきたわけです。

そのため、おそらくこのパターンは無いでしょう。

パターンB 今年度を9月スタート(2020年9月~2021年8月)

続いて、パターンBです。今年度のスタートを4月→9月にずらすという案です。

さて、この案だと・・・

メリット  今の差や不公平を解消できる(かも?)
デメリット 準備の時間が不足/9月でもまだ、収束してない可能性がある

ということになるでしょうか。これもデメリットの方が大きい気がします。

まず、いきなり今年の9月から変更するのは、どう考えたって準備が間に合わなそうな気がしませんか?総理や文部大臣がよっぽど強いリーダーシップを発揮しないと無理な気がします。

仮に、準備が間に合って、今年から9月新学期に移行できたとしても、

「その時期にすでに感染は収まっているのか?」

「第2波、第3波は来ていないのか?もし来たらまた休校という措置になるかも?」

といった可能性を考えずにいられません。

よって、この案も可能性は低いのではないでしょうか。

パターンC 今年度を18か月間に (2020年4月~2021年9月)

続いて、パターンC。個人的には、なかなかユニークな案だと感じました。

今年度がいつ再開できるか不透明。そして、またいつ感染が増え始めて「休校」となるか分かりません。

さらに、今年の9月から変えようとすると、上述したように準備が間に合わない可能性が高そうです。

そこで、今年度を通常の1年間から1年半(18か月間)に伸ばして、その期間内で今年度の学習内容の指導や、学校行事をやっていこうということでしょう。

そして、次年度の始まりを9月からとすることで、新制度への移行もスムーズにいくだろうということですね。

さて、この案だと・・・

メリット  今年度分をじっくりとフォロー/新制度への移行がスムーズ
デメリット 「今年度だけ半年長い」ことへの不公平感を解消できるか?

ということが考えられます。デメリットというよりも「課題」でしょうかね。

半年長いことで、特に私立の学校だったり大学だったりは、その分の学費が上乗せされるのでしょうか?

されるとしたら、負担するのは各家庭なのか、学校側か、国か、という課題があるでしょう。

さらに、様々な学校行事(運動会や修学旅行など)や部活動の大会なども、今年度中に実施できるかどうか分かりません。

準備期間が取れる次年度(2021年9月~)だと、計画組んで実施というのも可能に思えますが、今年度は難しそうに思えます。

「おれたちの代だけ、修学旅行も、部活の大会も無かった・・・」

ということになるのは、さすがに「仕方ない」で済ますのはかわいそうに思います(T_T)

パターンD 今年度を計2年間で (2020年4月~2022年3月)

上の、一見良さそうなC案でもダメなら、さらにもう半年プラスして「2年間で、今年度の一年分をやっていこう」というのが次のパターンDです。

この案だと・・・

メリット  来年なら行事や部活もできるか?/学習の遅れもフォロー可!
デメリット 伸びた一年分の学費問題

ということが考えられます。

進級・進学が来年の3月~4月ではなく、再来年になることで、ここまで遅れが生じている学習も十二分に取り戻せそうです。

また、来年になって感染も収まっていてくれれば、今年できなかった行事や部活の大会なんかもできるかもしれません。

ただ問題は、上のパターンCよりも更に半年長い一年分の学費を、だれがどう負担するのかという点ですね。

また、これから先は一年ずつズレていくので、小学校入学が8歳、卒業が13歳、中学卒業が16歳、高校卒業が19歳になっていくということです。

慣れるまでは、かなり違和感を感じそうですね。

そんなの大した問題じゃない、むしろ、途中で第2波、第3波が来て休校を挟みながらでも、計2年間のうちで終わらせればいいんだから・・・

と、前向きにとらえる人が多ければ、ひょっとしてこの案が最も良いかもしれませんね。

また、もう一つのメリットとして(今年と来年の2年間は大変ですが)その後は現行のやり方に戻せるでしょうから、それを歓迎する人たちも一定数いそうです。

概して、このパターンDは悪くない気がしています。

パターンE 今年度は全員原級留置で (2021年4月~2022年3月)

最後にもう一つ。

おそらく、これは無いとは思いますが・・・全員、つまり大学生から幼稚園・保育園に至るまで一斉に「今の学年に留め置く」という案ですね。

先日、生徒の1人から聞いた話です。

登校日に担任の先生から「こういう可能性もあるかも?」と言われたそうです。

「ほんとか~!?」なんて思いましたが、「その先生は何か知ってるのか」ともチラリと思いました。

が、何の根拠も無く、その先生の独断で言ったのだとすれば「先走り過ぎだし、生徒たちに要らぬ心配をさせるだけじゃないか」とも感じました。

この案だと・・・

メリット  今、生じている差や不公平は解消できる?
デメリット 逆に、余計にその差が広がりそう

ということになるでしょうか。

休校が始まった3月からここまでの2か月間で、すでにやっている子はいつも以上に勉強に励んでいるでしょう。

通常の夏休みなどの長期休み以上に、やっている子とやってない子の差は大きくついていると思います。

やっている子たちからすれば、これから来年4月まで学校が再開されずに、進学や進級がさらにその一年先まで伸びるというのは受け入れがたいのではないでしょうか。

オンライン授業の準備も、地域差が大きくあるでしょうから、学力の格差という点では余計に広がってしまいそうな気がしています。

また、特に経済的に負担が大きそうなのは、地元を離れて一人暮らしをしている大学生かもしれませんね。

いずれにしても、この案は可能性は低い気がします。

ちなみに・・・

政府としては、今年の9月じゃなくて来年からと考えているようですね↓

この記事によれば、6月上旬に方向性が示されるということのようです。

今後も注視していくのはもちろん、色んな場合を想定して準備していこうと思います。


さて、長くなってしまいました(^_^;)

当塾は明日から4日間、お休みをいただきます。

次は5月7日から再開予定です。

それでは今日はここまで。

As it will be good day tomorrow.

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