語彙はどれだけあっても邪魔にはならない!

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突然ですが、問題です。

お時間あれば、考えてみてください。

【 問 題 】

「現象」「本質」「客観」を用いて30字以内で例文を作成せよ。(句読点も字数に含む)

・・・

・・

さあ、どうでしょうか?大人でもなかなか苦戦する方もいらっしゃるでしょう。

解答例を挙げておきますね。

「ある現象の本質をとらえるためには、客観的な観察が不可欠だ。」(29字)

さて、なぜこんな問題を出したのかというとですね・・・。

以前の記事の中でも触れたように、当塾は小学生・中学生ともに語彙力を伸ばすための取り組みを行っています。

その時の記事(2019年5月7日)はこちら↓

長かった連休も終わりました。 今日から塾も再開です。 さて先日、このような記事を載せました。 ...

この記事内にあるように中学生はこちら↓の教材を使って、私が作った問題を解くという取り組みをしています。

その問題の中に「範囲内の語句を用いて、指定字数以内の例文を作成する」というものがあります。

冒頭の問題もその中の一問です。

実はこれ、先週の中1生の授業で出題した問題です。

時間が足りずに全く書けなかった生徒もけっこういました。

あるいはなんとか書けてはいるものの、字数が不足していたり、3つの言葉を適切に使えてない生徒も数名いました。

その一方で、ある生徒の書いた文章に驚きました!\(◎o◎)/!

中1生のHが書いた文章がこちら↓

この現象を客観的に見た、あの人の意見が本質に近いと言える。」(29字)

どうでしょうか?(^o^)

中1生が書いたと知らなければ、大人が書いた文かと思ってしまいそうですよね!

中1Hは、断トツで「塾内ボキャブラリー王」(上記の記事参照)です!

今回に限らず、この例文作成の問題の解答では、なかなかの文章を書いてくれます。

なぜ、それができるのか。

予想できる理由としては・・・

語彙力があるから文章を書くのが得意である、のか

小テストに向けてしっかり勉強しているから書ける、のか

それともHにとっては問題が簡単すぎる、のか

このいずれかでしょう!

どれが正解なのか。

そこでHに、ちょっとインタビューしてみました。

中1生Hへのインタビュー

私:「ふだん本はよく読むの?」

H:「はい。」

私:「昔から?小さい頃から?」

H:「はい。親が絵本の読み聞かせをしてくれて。」

私:「じゃあ、そこからスムーズに読書好きになっていったということ?」

H:「はい。」

私:「文章を書くことは昔から得意だった?」

H:「はい。」

私:「語彙の小テストの前はけっこう勉強する?」

H:「はい。でも大体意味は分かるので。分からないときは広辞苑を引きます。」

ということでした。

上の予想は結局、全て正解だったということですね(*^^*)

そもそも本をたくさん読んできていて語彙力が備わっているところに、その上しっかりと勉強してテストに臨むんですから、そりゃあしっかりとした文章が書けるはずです。

知らない言葉に出会ったら調べるクセをつけておく。

さて、Hのように幼い頃から本を読むのが好きで、そのまま読書が好きな中学生になってくれる生徒ばかりではありません。

もちろん、何歳から読書を始めても語彙力は伸びていきますが、受験の半年前から始めても即効性は期待しにくいです。

じゃあ、語彙力がない子は諦めるしかないのかというと、そうではありません。

すぐに真似できる部分から、真似していきましょう。

Hの発言の中で、一番真似しやすいのは「分からないときは広辞苑を引く」という部分です!

もちろん、広辞苑じゃなくても自分が持っている国語辞典で構いません。

大事なのは、知らない言葉、意味の分からない言葉に出会ったときにそのまま流さないことです。

勉強中に出てきたら、すぐに調べましょう。キリが良いところまでいってからでもOKです。

テストの最中に調べることはもちろんできませんが、覚えておいて後で調べましょう。

意味が分からない言葉は決して覚えられませんし、のちに自分で使えるようになることはありません。

「すぐに調べるべき」なのは、国語の勉強だけに限りません。

英単語も、理科や社会の語句でもそうです。

「調べる」という作業を自分に課すことで、覚えるための第一段階のスイッチが入ります。

第二段階は「その言葉(単語や語句)を使うこと」です。つまりはアウトプットです。

脳は「インプットよりもアウトプットの方を重視する」と言われています。

何度も使う言葉は、脳が「この言葉はこないだも使ったな。頻繁に使うってことは大事なんだろう」と思ってくれるそうです。

正しく使うためには、その言葉の意味を正しく理解ておかなければいけません。

読み方が分からない漢字や英単語が、テストの問題に出てきたときに急に読める、意味が分かる、ということは決してありませんからね。

「分からないときはすぐに調べる」

これをぜひ、毎日の勉強の中で実践してください!(*^-^*)

それでは今日はここまで。

As it will be good day tomorrow.

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