集中力の話&素直な子は伸びる!

昨日のことです。

定期テスト2日目を前にして、自習に来ていた二人の男子生徒がいました。

二人は同じ中学なのですが、学年は違います。

そのうちの3年生のKが質問をしに職員室に来た際に、菜穂子先生に尋ねてきたそうです。

「あの子って何年生ですか?」と。

菜「1年生だよ」

K「すごくないですか? 全然集中力が切れずに90分くらい続けてやってるし」

「彼は成績はいいんですか」

菜「1年生で、テストはまだ受けてないから分からないけど、たぶんあれだけ頑張ってたら結果が出るだろうね」

K「すごいな~」

菜「でも集中力は人それぞれだから、50分やって10分休憩っていう形でも全然良いよ。無理して90分とかやらんでいいよ」

K「(90分は)できませ~ん」

というような会話をしたそうです。

さて、この話を聞いて私は大事なポイントが二つあるなと感じました。

何と何か。

自分の「限界集中時間」を知ろう

一つは「集中力は人それぞれ」という点です。

これまで沢山の生徒を見てきて、この集中力という力は本当に十人十色なんだなあと強く実感しています。

授業中ずっと集中し続けられる子がいる一方で、5~10分で切れてしまう子もいます。

そこから集中し直すことが出来る子もいれば、しばらく時間がかかる子もいます。

また、1時間でも2時間でも休まずに勉強し続けられる子がいれば、途中で休憩を挟まないと無理なタイプもいますね。はい、私は後者です(^-^;

先ほどのKとNの話に戻ると、これまで二人を見てきて、確かに私の目から見ても二人の集中力の差は感じますね。

3年Kはけっこう集中切れがちですし、1年のNは黙々と取り組むことの出来る生徒です。

だからと言って、決してKがダメというわけではありません。

もちろん集中力が長く続けば、その分いっぺんに進められることは増えるでしょう。

ただ、途中途中で休憩を挟んだとしてもトータルでやった量が変わらなければ、問題ないわけです。

一人は90分を2回転、別の一人は50分を3回転と半分すれば、差はほとんどありません。

大事なのは、自分自身の「限界集中時間」を把握しておくことです。

(エヴァの「活動限界」みたいと思った方は、同世代でしょうか( ̄ー ̄)ニヤリ)

「限界集中時間」という言葉があるのかどうかは分かりませんが意味は伝わりますよね。

「自分の集中力の限界は〇分くらい」ということです。

それに合わせて、勉強のスケジュールを組んでいけば良いのです。

また、必ずしも時間通りに休憩する必要もありませんよ。

「休憩まであと10分あるけど、キリがいいからちょっと早めに休憩にしよう」とか、

「そろそろ時間だけど、まだ集中できてるからもう少し続けよう」とか、

その時々の調子に合わせてずらしても全く問題ありません。

だからと言って、30分おきに休憩するようだと自分に甘すぎると言わなきゃいけませんけどね(^-^;

自習するときの参考になれば幸いです。

素直な子は伸びます!

もう一つのポイントは「素直な子は伸びる」ということです。

前述のKの発言の中で私が「いいね!」と思ったのは「すごいな~」と言ったところです。

分かりやすく言えば、人は自分より優れた部分を持つ人に対して、素直に感嘆や尊敬の念を持つことができる人と、そうじゃない人に分かれると思います。

Kは前者でしょうね。

後者のような人を、例えば「ひねくれ者」と言ったりしますね。

個性的な考え方ができるといった点においては、ひねくれ者も悪いことばかりではありませんが、こと勉強に関して言えば圧倒的に素直な方が伸びます。

それも、これまでに多くの生徒を見てきての実感です。

なぜ、素直な方が良いかと言えば、どんどん人の良いところを吸収できるからです。

以前にも「守破離」について書いたのですが、再度触れたいと思います。

いわゆる「守破離」というのは・・・

まず初めは師(先生)から言われた通りの「型」に従ってやってみる。

次に、ほかの人からも良い部分を取り入れてより良いものにしていく。

そしていずれ、「型」にとらわれずに自分に合った方法を考えてやっていく。

元来の意味も載せておきますね↓

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。

「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。

「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

デジタル大辞泉より

さて勉強に置き換えてみると、素直じゃない子はまず「守」の部分でつまづきます。

そこができても、次の「破」の部分がより難しいはずです。

「とりあえず、言われた通りにやったからそれでいいんでしょ!」なんて思ってるうちは、それ以上の成長は望めませんよね。

そこから更に成長しようと思うなら、自分に足りないものは何かを考えて、それを既に持っている人の真似をすべきなのです。

「学ぶ」は「真似ぶ」からきていると言います。

素直な子は、これをするのに抵抗がありません。

『ビリギャル』で有名な坪田先生も著書の中で「出来る人の行動を完コピせよ」とおっしゃってます。

完コピとは、「完全に(完璧に)コピーする」の略ですね。

この「素直さ」というのは大人になるにつれて、きっと徐々に無くなっていってしまうものだと思います。

だからこそ小中学生のみなさんは今ある「素直さ」を大事に、人の良いところを積極的に取り入れてみてください!(*^^*)

それでは今日はここまで。

As it will be good day tomorrow.

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