宮崎県立高校推薦入試の合格発表がありました。

一昨日の14日の夕方、県より今年の県立高校推薦入試の合格内定状況の発表がありました。

県全体の結果についてはこちらから。宮崎県庁HP↓

そこで今日は、結果も踏まえて県立高校推薦入試について、あれこれお話しします。

理科を実施する高校が無くなった!

今年の推薦入試では「理科」を学力検査の実施教科に選んだ高校が無くなりました。

一昨年(H29年度)は3校、昨年(H30年度)は2校が「理科」を実施していましたが、今年はついにゼロです。

ちなみに昨年理科を実施した2校は、

延岡工業(生活文化科以外)昨年「数英理」の3教科 ⇒ 今年は「数英」の2教科。

都城農業(全学科)    昨年「数理」の2教科 ⇒ 今年は「数英」の2教科。

でした。

その2校に加えて、昨年と比較して実施教科を変更した高校があと1校ありました。

富 島(全学科)     昨年「国数」の2教科 ⇒ 今年は「数英」の2教科。

ところで、「社会」は過去3年(H28~30)実施されてませんでした。これで、4年連続で実施した高校は無しです。

宮崎県で推薦入試に学力検査が導入されたのが、平成27年度から。そこから今年までの5年間のうちで「社会」が実施されたのは、初年度のみです。

「社会」については、おそらく来年以降も、実施する高校は無いと思って良いんじゃないでしょうか。

推薦入試実施教科についてのあれこれ まとめ

今年度の推薦入試での実施教科について、まとめてみましょう。

3教科実施=6校 全て「国数英

宮崎大宮/宮崎南/宮崎北/宮崎西/都城泉ヶ丘/都城西

(このうち宮崎西の両学科、都城泉ヶ丘の両学科、宮崎南のフロンティア科では、数学と英語は各1.5倍の傾斜配点があります)

2教科 うち「国数」で実施=6校

門川/日向工業/高鍋農業/宮崎海洋/本庄/日南振徳

2教科 うち「数英」で実施=21校

上記以外の高校全て

(※定時制は含まず)

推薦入試でどの教科を課すかは各高校が決定します。

それが発表されるのは例年8月下旬です。今年度は過去2年(8月22日発表)より少し遅めの8月31日でした。

受験生にとって、自分の志望校が今年までと同じ教科で実施するのか、それとも変更するのかは、その時にならないと分かりません。

現中2生は、仮に変更があっても慌てないように、心構えをしておきましょう。

それに条件は他の受験生も同じです。そして、そもそも中学校から推薦が貰えるかどうかは、現時点ではまだ分からないはずですので、一般入試まで当然受験するつもりで、今後の一年間を過ごしていきましょう。

難易度は例年と大きく変わらず

今年実施された国数英の3科目をそれぞれ(数学は菜穂子先生が)解いてみましたが、例年とそう大きく難易度に変化は見られませんでした。

各科目で特に気になった点について、以下に簡単に書いておきます。

国語

AIに関する文章が出題。高校入試の全国的な傾向の中でも、国語および英語では「AI」に関する出題が増加しているとの情報を、昨年末に参加した教材会社主催のセミナーで聞きました。一般入試にも共通しますが、その他に注意すべきテーマとしては「インバウンド」や「地方創生」、「若者の海外志向」などが挙げられるとのこと。

英語

難易度はさほど高くはないが、30分という時間内で解き終えられるかどうかが勝負の分かれ目か?特に「○字以上の英文1文で書きなさい。」という問題が4題出題。苦手な人は対策が必須。

数学

難易度は特別高くはない。大問3の2(3)など、計算の結果の答えがキレイな数字でなくても、自分を信じろ!(菜穂子先生談)

理科&社会

今年の実施は無かったが、来年は変わるかも?どちらにしろ、一般入試では必要。対策を怠るべからず。

推薦入試後の受験生へのメッセージ

さて、発表から2日経ち、受験して結果を受けとったみなさんも落ち着いたでしょうか。

それぞれの立場ごとに一言ずつ贈ります。

合格したみなさんへ

おめでとうございます\(^o^)/ これまでの努力の積み重ねがこの結果に結びついたのだと思います。

ただし、高校入学までの今後約1か月半の間の過ごし方こそ大事です。この期間で、せっかく積み上げてきたものがゼロになってしまわぬように、少しずつでも勉強を続けておいてほしいと願います。

また、一般入試に臨む友だちのサポートや、親の手伝いなど、これまで自分を助けてくれた人たちへ感謝を伝えるつもりで、自分に出来ることを探してみてください。

不合格だったみなさんへ

普段の生活に戻れましたか?発表があるまでの日々はきっと落ち着かなかったことでしょう。ですが、もうそのストレスからは解放されました。

これで道が全て断たれたわけではありません。もう開き直るしかありません!

推薦で入ろうが、一般で入ろうが、4月の入学式で一緒に並んでいたら、同じ1年生です。

一般入試での健闘をお祈りします!

現中2生へ(来年、推薦入試を受ける(かもしれない)人たちへ)

さて、最後に現中2生たちへ。つまり来年、推薦入試を受けるかもしれない人たちへ。

冒頭の表をもう一度載せておきます。

この表については、以前こちらの記事で触れました↓参考にご覧ください。

いよいよ2月に入りました!早いもので、今年ももう一か月が過ぎたわけですが、私個人としては準備に追われていたせいか、あっという間でした。皆さん...

一昨日の発表を受けて、前回は空白だった所(合格者数)を埋めました。

一番右の列「合格ー募集」の数字がマイナスになっているところは、合格者が募集人数に達していないということです。その分、一般入試での募集の際にプラスされます。

現中2生に伝えたいのは「推薦を受けたからといって、必ずしも合格が約束されたわけではない」ということです。

「そんなの分かってるよ~」(-_-メ) なーんて声が聞こえてきそうですね。

でも、それっておそらく倍率が高いところのことを指して言ってませんか?

倍率が2倍を超えているところでは当然不合格になる生徒も沢山います。そこでは当然、推薦入試を受けたからといって、イコール合格ではないと受験者本人も分かっているでしょう。

なので残念ながら不合格だったとしても、ダメージはあるにせよ、気持ちの切り替えはしやすいのではないでしょうか?

しかし、気を付けてもらいたいのは倍率が1倍を下回っていても、すなわち志願者が募集人数に達していなくても、不合格になる場合があるということです。

以下の表を改めて見てください。赤いラインを入れました。今年は2校(2学科)で、それが見られます。(※この表は宮崎市内の高校のみを載せています)

どうでしょうか?知らなかったら、けっこうショッキングだと思うのですが。

「中学校から推薦もらった!」

「倍率も1倍行ってない!」

→「やったー!(^O^)」となるはずが、フタを開けたら…(+o+)

これは知らなかったら、15歳にはけっこうなダメージじゃないかと思うんですよね。

もちろん不合格になってしまった理由は人それぞれだと思います。

でも、こういうこともあるのが推薦入試なんだと、保護者や中学校の先生方は受験生に伝えていただきたいなと思います。

だから、中2生に言いたいのはシンプルなことです!

上で言ったことの繰り返しです。

あるかどうか分からない推薦の話は考えず、一般入試まで当然受験するつもりで、今後の一年間を過ごしていきましょう。

それでは今日はここまで。

As it will be good day tomorrow.

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