今日はまずお知らせから。明日の宮崎日日新聞に広告を出します。
宮崎県では今日が県立高校の推薦入試日なので、明日宮日新聞にその問題が載ります。そのページに当塾の広告を出すことにしました。今年の推薦入試を受けた人よりも、来年や再来年に受験する現中1~2年生が沢山見てくれるんじゃないかと期待してです(^^)
あとはまだ当塾の名前に馴染みが無い方に少しでも知ってもらえたらいいですね。宮日を取っている方は、ぜひご覧ください!
それでは今日の本題へ。
昨日は、一般入試まで1か月というタイミングを迎えて「これから受験生がやってはいけない3か条」をお届けしました。
こちら↓
そこで今日は受験生に向けて、これからの時期で「ぜひやってほしい」勉強法や取り組みについて書いてみたいと思います。
おススメの勉強法(&取り組み)3か条はこれだ!
では、まずその3か条を簡単に挙げておきます。
1.過去問を解こう!
2.苦手単元をつぶそう!
3.本番のシミュレーションをしよう!
ごく簡単に言えば、この3つです。
それではひとつずつ詳しく見ていきます。
過去問は年度別に解く必要はない。
入試の対策と言うと、誰もが真っ先に思い浮かべるであろう「過去問を解く」という行為ですが、昨年のものから何年分やれば十分だとか、平均点が高すぎる(低すぎる)からこの年度のはやらなくてよいとか、といった決まりはありません。
解きたければ何年分解いても良いでしょう。仮に平均点が高すぎたり低すぎたりしても今年が同じ傾向かもしれないので、やる意味はあります。
ただ、忘れてはいけないのは過去問はあくまで「過去に出た問題」なのであって、全く同じ問題が出るわけではないということ。同じ単元や分野からの出題が続くことはあっても、まるっきり一言一句変えずに、続けて出題されることはありません。
なので、過去問だからと言って極度に緊張したり身構えたりする必要はないんです。
では、改めて何のために過去問を解くか。そしてどう活用したら良いのか。
(ちなみに、塾に行ってない受験生でも本屋さんに行けば、冒頭の写真のような過去問集は手に入ります。)
実戦的な実力養成のための問題集として
まず「過去問は1年分ずつ解かなければならない」という決まりもありません。そういう使い方が最もポピュラーですが、その使い方については後で触れます。
まず、過去問集が入手できたら、ある科目のどの分野からやるのか決めてください。それに絞って5年なら5年分解いていきましょう。
例えば、英語のリスニングだけを5年分、国語の小説の大問を5年分、数学の証明問題だけを5年分…といった具合に。
そうやって分野別に集中して解いていくと、その分野に関する理解が深まるのはもちろん、自分の意外な弱点や見落としに気付くこともできます。さらには、その分野ではどういうパターンで出題されやすいのかという点も見えてくるようになります。
本番での作戦を立てるための予行練習として
入試の直前になったら、実際に時間を計りながら1科目ずつ解いてみましょう。それは何のためかというと、一言で「予行練習」のためです。
50分という時間の使い方は予定していた通りでよかったか、準備した筆記用具に過不足はないか、問題文の読み間違いや読み飛ばしはないか…などなど。
点数がどうこうよりも、そういった点について一つずつ確認していってマズイところがあれば、本番で気を付ければよいのです。
一度分野別で解いたから、答えを覚えてるんじゃと思う人がいるかもしれませんが、何日か経っていれば、ほぼその心配はないでしょう。「見たことある」と思っても、どこで見たのか、いつやったのか分からなくなるくらいに、この時期の受験生は沢山の問題に臨んでるはずですので。
過去問をやるだけでは心配だという人は、塾に行っている人なら各出版社や教材会社が作っている模試があるでしょうし、行っていない人でも本屋さんで入手できます。
まだ間に合う!苦手分野をあきらめるな!
次の話は、ある意味受験生のみなさんにしてみたら、最もやりたくないことかもしれません。苦手な分野に取り組めと言っているのですから。
でも、苦手な分野や単元をここまで放っといてしまったということは、実は食わず嫌いの可能性も捨てきれません。やってみたら案外簡単だったというものもあるかもしれません。
知ってさえいればできる問題を落とさない
ダメもとで挑戦してみる価値はあると思います。何も、その分野を苦手から一気に得意にしろと言っているわけではありません。あくまで基本的な問題が解けるレベルまで引き上げられたらいいのです!
本番でその分野から出題があったとして、難しい問題ならそれはみんなにとって難しいのです。つまりその問題では差がつきません。でも、知ってさえいればできるというような簡単な問題なら、おそらく正解率は高いでしょう。それを苦手だからと言って勉強してないあなただけが間違えちゃうと、確実に人より1点低くなってしまいます。
これまで「苦手だー」と思い込んでいて手つかずだったなら、それこそ一気に伸びる可能性も秘めているのが、自分の苦手分野なのです。
やるべきことは特別なものではありません。初めてその分野や単元を勉強するつもりで、基礎の基礎からやっていけば良いのです。まず覚えるべきことを覚え、簡単な問題から解いてみる。それが解けるようになれば、徐々に発展問題にも挑戦してみる。そこで詰まったら、また基礎へ戻る。その繰り返しです。
一つでも二つでも、自分が苦手だと思い込んでいたものを克服できたら、自信にも繋がります。それが入試で出て得点できたら、なおラッキー(^^)♪
ただ気を付けてもらいたいのは、その勉強ばかりに没頭しすぎないこと。他にもやるべきことは沢山あるので、余裕のあるスケジュールで取り組んでみてください。一つ克服できたから、あれもこれもと、欲張りすぎないことが大事です。
当日と同じスケジュールでシミュレーションを!
さて3つめです。これは上で述べた過去問の話の中の「予行練習」のところとも関わります。
突然ですが、受験生の皆さんは入試当日のスケジュールは知ってますか?ほとんどの人はバッチリ覚えてると思いますが、念のため確認です。
以下、実施要綱からの引用です。
【1日目】3/5(火)9時集合
①国語9:30-10:20 ②理科10:35-11:25 ③英語11:40-12:30
【2日目】3/6(水)9時集合
①社会9:30-10:20 ②数学10:35-11:25 昼食11:25-12:30 ③面接12:30-
以前、県から発表された実施要綱について書きました。こちら↓
ちなみに弁当がいるのは2日目ですからね!間違えないように(^^)/ 私の同級生で初日にも持ってきた人がいましたw
さて、わざわざスケジュールまで挙げたのはなぜか。
それは入試までに一度は、このスケジュール通りに問題を解いてみてほしいからなんです。できれば時刻もこれに合わせて。そして科目の順番も変えずに。本番と同じく制服を着て受けるとなお良いです。一人じゃなく複数人で一斉だともっと良いし、さらに、誰か試験監督役で見てくれてる人がいたらベストですね。
(うちの塾では、来年の今頃にこの条件でシミュレーションしてみようと計画してます♪)
夜に自分の部屋で一人、過去問や模試に取り組むのでも良いのですが、実際の入試は午前中に筆記試験は終わります。午後にかかるのは2日目の面接だけです。
それに過去問や模試に取り組む際には、好きな科目からだったり、同じ科目ばっかりであったりと、意識してないと本番と同じ順番にはなかなかならないように思うんですよね。
さらには、自宅での勉強だと解いた後には見直しを挟むので、続けて2~3科目解答するというのも、なかなか経験できません。学校のテスト以来だとすると、けっこうブランクがある状態になりますよね。
受験生はこれからの1か月のうちの二日間で、一度は本番通りの順番で、10分のみの休憩をはさみながら2~3科目を続けて解いてみてください。一度でも経験したことがあると、本番の時の緊張はだいぶ緩和されるはずです。
以上、入試までの1か月間で受験生におススメの勉強法および取り組みについてでした。
それでは今日はここまで。
As it will be good day tomorrow. (明日も良い日でありますように)
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